彼女と大喧嘩してヤケクソになったノンケの親友が、深夜に俺の部屋で発散していった結果www
深夜2時、彼女と派手に喧嘩したノンケの親友・ケイタ(25・大学からの付き合い4年)が缶ビールを抱えて押しかけてきた夜。「お前ゲイだろ。俺、試してみていいか」「明日になったら忘れる」——ヤケクソに目だけは真剣な親友を、照明を落とした薄暗がりのベッドの上でゆっくり受け入れていった一夜を綴る、ノンケ親友初体験の体験談。
深夜二時を過ぎた頃、インターホンが鳴った。
メッセージが十件以上。「起きてる?」「開けてくれ」「頼む」——最後は「マジで頼む」だった。
ドアを開けると、コンビニの袋をぶら下げたケイタ(25歳・仮名)が立っていた。頰が赤く、目が据わっている。酒臭い。スーツのネクタイが緩みきって、片方だけシャツが出ていた。
「……入っていいか」
「何があった」
「彼女とマジで最悪の喧嘩した。家に帰れる気分じゃない。泊めてくれ」
ケイタは大学からの親友で、四年の付き合いになる。俺がゲイだとは知っている。酔って押しかけてくることも年に何度かある。いつもはソファで勝手に寝るだけだ。
でも、この夜は違った。
缶ビールを二本開けて、向かい合って座った。
ケイタはろくに話も聞かせないまま、一本を半分ほど飲み干した。それからテーブルに缶を置いて、両手で顔を覆った。
「……マジで最悪だ」
「何があったんだよ」
「細かい話はどうでもいい。ただ、むしゃくしゃしてて。頭の中がぐるぐるしてる」
「寝ろよ。一旦忘れろ」
「眠れない。こういうとき、お前ってどうしてる? ストレス、どうやって発散してる?」
「普通に」
「普通に……」ケイタは缶を持ったまま、俺をじっと見た。「なあ、一個聞いていいか。変なこと言うけど、怒るなよ」
「何だ」
「お前ゲイだろ」
「知っててなんで確認する」
「だから」ケイタは少し間を置いた。「俺、試してみていいか」
部屋に、静けさが落ちた。
「……何を」
「男とやること」ケイタは目を逸らさなかった。酔ってはいるが、目は完全に真剣だった。「むしゃくしゃしてて、どうにかなりたくて、お前がゲイって知ってて——なんか、頭の中でそういうことになった。変か」
「変だろ、普通に」
「だよな」ケイタは缶を飲んだ。「でもなんか、今夜だけはどうでもいい。発散できるなら何でもいい気分なんだよ。」
「……本気で言ってるのか」
「本気。嫌なら断れ。でもお前なら断らないと思った」
「なんで」
「俺のこと嫌いじゃないだろ。それだけ」
俺はしばらくケイタを見ていた。
酔っている。ヤケクソになっている。それは全部わかった。なのに、目は真剣で、ブレていなかった。
「……後で後悔するなよ」
「しない。今夜だけの話だ。明日になったら忘れる」
「都合のいいことを言う」
「いいだろ別に。お前も損しないんだろうし」ケイタは立ち上がり、ネクタイを外した。「部屋、電気消していいか。明るいと恥ずかしい」
「好きにしろ」
ケイタが照明のスイッチを落とした。窓から街灯の光だけが入り込む薄暗がり。ケイタはシャツのボタンを外しながら、ベッドに腰を下ろした。
「……来いよ」
俺は立ち上がり、ベッドに近づいた。
ケイタは仰向けになっていた。胸元が開いたシャツ、引き締まった腹筋が薄暗がりに浮かんでいる。表情は強張っていた。緊張しているのか、意地を張っているのか、たぶん両方だ。
「触るぞ」
「……ああ」
首筋に手を置くと、ケイタの体がびくっと揺れた。
「っ……」
「嫌か」
「…………続けろ」
ノンケらしい反応だと思った。拒否する頭と、反応してしまう体が、まだ折り合いをつけていない。指を鎖骨の線に沿って滑らせると、ケイタの喉が鳴った。
シャツをはだけ、腹に手を当てた。引き締まった腹筋が、緊張で少し固まっている。へその下へ、ゆっくりと手を下げると、
「……ちょっと待て」
「やめるか」
「やめない。ただ——なんか本当にやるんだと思って、ちょっとだけ」しばらく天井を見た後、「いい。続けろ」
ベルトに触れた。ケイタは何も言わなかった。
ゆっくりと外し、ズボンを手繰り下ろした。
下着の上から触れると、既に膨らみが硬くなりかけていた。
「っ、……」
「感じてるじゃないか」
「わかってる。体が勝手に反応してる。なんか変に過敏になってる気がする」
「それでいい」
下着を引き下ろした。
熱く反り返った巨根が、薄暗がりの中に立ち上がった。先端に先走りが滲んでいる。25歳、体育会系のノンケのそれは蒸れて熱を持っていた。
根元をゆっくりと握り込んだ。
「——っ……!」
ケイタの腰が跳ねた。声を殺そうとして、殺しきれなかった。太ももの内側が震えている。
「声、出していいぞ。誰もいないから」
「……わかった、でも——男に触られてこんなに気持ちいいとか……」
「素直になれ」
親指の腹で先端を擦り上げると、あふれた先走りがぬるりと指に絡みついた。ケイタの「んっ」という引きつれた声が布団に落ちる。
「そこ……そこを繰り返してくれ……」
「どこだ」
「先端の裏……」
「ここか」
「——っあっ……! そこ……」
指の腹でその一点を集中的に擦り続けた。ケイタの腰が規則的に浮き始め、先走りがどんどん垂れてくる。ぬるぬると滑る音が、静かな部屋に響く。
「上手すぎる……なんだこれ……女となんか違う……」
「丁寧にやれば変わる」
「……もっとしてくれ。口で——できるか」かすれた声で言った。
「できる」
「……頼む」
身を傾け、熱い先端に息を吹きかけた。
ケイタが「あっ」と声を上げて腰を浮かせた。
唇で包み込んだ瞬間、
「っ……!! な、なんだこれ……熱い……!」
ケイタの手が、反射的に俺の頭に伸びた。押しつける気はないのが伝わったが、指に自然と力がこもっている。
舌で裏筋を舐め上げ、唾液をたっぷり絡めながら上下した。くぽっ、くちゅっという湿った音が暗闇に広がる。ケイタの息が「はっ」「ふっ」と乱れ始める。
「なんなんだよ……頭おかしくなる……」
俺は動きを緩め、焦らした。
「やめるな……なんで止める……」
「焦ればいい」
「焦ってる……頼む、続けてくれ……」
再び激しく動き始めると、ケイタの腰が俺の口を追いかけるように浮き上がった。呼吸が荒くなり、太ももが震え、指が俺の髪をぎゅっと掴む。
「もう……出る……出そう……ちょっと待って……」
「何だ」
「……お前の口に出していいのか」掠れた声で言った。「俺、男にそういうことしていいのか、わかんなくて——」
「構わない」
「……本当に?」
「当たり前だ。早く来い」
「——っ……」
腰が大きく跳ね上がり、熱い精液が喉の奥へと流れ込んだ。何度も波打ちながら、長く続いた。ケイタの体が激しく震えた。
しばらく、布団の中で静かだった。
ケイタの荒い息が少しずつ落ち着いていく。
「……やばかった」
俺は答えなかった。
「マジでやばかった。すっきりした」長い息を吐いた。「……ありがとな」
「寝ろ」
「……ああ」少し間があった。「彼女への怒りで頭がいっぱいで、自分がどうしたいかも全然わかんなかったのに——なんか、すっきりした。お前に頼んで正解だった」
「ヤケクソで男に頼むな、普通」
「……だよな」ケイタは小さく笑った。「でも、お前でよかった。他のやつだったら頼まなかったと思う」
「そういうことを言うな」
「……なんで」
「ありがたいけど、ヤケクソと一緒にするな」
ケイタは少し黙った後、「……すまん」と言った。
「寝ろ」
「……ああ」
すぐに寝息が聞こえてきた。さっきまであんなに乱れていた男が、あっさりと眠りに落ちた。
俺は暗闇の中で天井を見ながら、ヤケクソの巻き添えになったことへの苦さと、それでも悪くないと思っている自分への呆れを半々に感じて、夜明けを待った。
翌朝、ケイタはいつも通り「腹減った」と言ってコンビニのおにぎりを二個食べた。昨夜の話には一切触れなかった。玄関で靴を履きながら、ふと振り返って言った。
「——また、連絡していいか」
「次はシラフで来い」
「……善処する」
それだけだった。