深夜の機内、隣席のリーマンと...

激務で限界の出張帰り。隣に座った美形サラリーマンと、機内の暗闇で互いを慰め合い……。

深夜の機内、隣席のリーマンと...

深夜便の搭乗ゲートで、俺はすでに限界を迎えていた。

32歳、営業職。ゲイであることは誰にも言っていない。10日連続の出張で、朝8時から夜11時まで会議と資料作成の繰り返し。ホテルに戻っても、シャワーを浴びてベッドに倒れ込むだけ。性欲なんて、溜まる一方だった。朝の電車でイケメンのスーツ姿を見かけただけでムラッとするのに、最近はそれすら叶わない。スマホでこっそりエロ動画を見ようとしても、疲れすぎて途中で寝落ち。溜まった欲求が、胸の奥で重く澱のように沈んでいた。

「今日は本当に、ただ寝るだけ……」エコノミークラスの窓側に座り、額を窓ガラスに押しつけて目を閉じる。スーツは皺だらけ、ネクタイは緩めたまま。体中がだるくて、股間だけが妙に疼いている。イケメンを見かけただけで反応してしまう自分が、少し情けなかった。搭乗が終わりかけた頃、慌ただしい足音が近づいてきた。

「すみません、遅くなりました……」その声が低くて、柔らかくて、思わず目を開けた。

20代半ばくらいの男だった。黒髪を綺麗にセットし、細身のスーツが体にぴったり沿っている。顔立ちが整いすぎていて、まるで雑誌から飛び出してきたような美形。目元が少し疲れているのに、それが逆に色気を増している。喉仏が小さく動くのが見えて、思わず視線が釘付けになった。

(……ヤバい。こんなタイミングで……)心臓が、どくん、と跳ねた。連日の激務で性欲を溜め込んでいる俺にとって、この男の存在は毒だった。普段なら、電車の中で一瞬見かけて終わる程度の「いい男」。でも今、隣に座るなんて……。

「どうぞ」俺は平静を装って軽く頭を下げ、席を譲るふりをした。彼は「ありがとうございます」と小さく微笑んで、荷物を頭上の棚に押し込んだ。肩が軽く触れ、いい匂いがふわっと漂う。隣に腰を下ろした瞬間、肘掛けが狭くて二の腕が密着した。

「出張ですか?」と彼が先に声をかけてきた。

「ああ、同じく。10日連続で……もうヘトヘトだよ」

「僕もです。今日まで会議ラッシュで、睡眠時間ほとんど取れてなくて……」そんな他愛もない会話が、離陸までの時間を埋めていった。彼の笑顔が柔らかくて、目が合うたびに俺の胸がざわつく。名前は互いに名乗らなかった。ただ、二人とも同じような疲労を抱えているのが、なんとなく伝わってきた。シートベルトのサインが消え、機内灯が落ちる。CAが毛布を配りに来て、俺たちはそれぞれ膝にかけた。

「寒くないですか?」と彼が小さく聞いた。

「大丈夫。でも……本当に狭いよね、ここ」毛布を広げた瞬間、俺の太ももの外側に彼の指が、ほんの少し触れた。偶然だと思った。でも、すぐにまた触れた。今度は明らかに意図的。俺は息を詰めて横目で彼を見た。彼もこちらを見ていて、薄暗い照明の下で目が合う。唇の端がわずかに上がって、意味深な笑みを浮かべた。

(……まさか、こいつも……?)心臓の音が、耳元でうるさくなる。普段の俺なら、絶対にこんな状況を許さない。ゲイだってバレたくないし、飛行機の中で知らない男と……なんて、妄想すらしたことがない。でも今、連日の激務で性欲が爆発寸前。イケメンを見てムラッとしたまま、抑えきれない欲求が、暗闇の中でゆっくりと頭をもたげてくる。

毛布を少しずらして、俺の左手が自然に彼の膝に落ちた。彼は抵抗しなかった。むしろ、自分の右手で俺の指をそっと掴んで、毛布の下に導いた。

彼の股間は、すでに熱を持っていた。スーツの生地越しに、硬く膨らんだものが指先に触れる。俺は息を殺しながら、ゆっくりと指を這わせた。彼の息が、わずかに乱れるのがわかった。

「っ……」小さな吐息が、どっちから漏れたのかわからない。

彼の手が、今度は俺の股間に伸びてきた。毛布の下で、互いの手が同時に動く。ファスナーを下ろす音は、エンジン音にかき消される。彼の指が、俺のすでに半勃起したちんぽを優しく包み込んだ。熱い。柔らかい指先が、ゆっくりと亀頭を撫で回す。

「は……っ」俺は声を押し殺した。隣の席の男——名前も知らないこの美形サラリーマン——が、俺のちんぽを扱き始めている。現実感が薄れていく。でも指の動きは確かで、焦らず、じっくりと。親指で尿道口を軽く押しながら、ゆっくり上下に。俺の手も彼の硬くなったものを握り返す。互いにリズムを合わせるように、でも急がない。

機内は静かだった。時折、CAが通路を歩く足音がする。でも誰も気づかない。この狭いシート、この暗闇、この疲労……すべてが、二人だけの秘密の空間を作り出していた。彼の指の動きが、少しずつ速さを増していく。俺のちんぽはもう完全に勃起し、先端から我慢汁が溢れて彼の指を濡らしている。連日の欲求不満が、一気に噴き出そうになる。脳の奥が、じんじんと熱を帯び始めた。普段の俺なら、絶対に許さないはずの状況。出張先で、知らない男に、飛行機の中で手コキされるなんて……。でもその背徳感が、逆に快楽を何倍にも膨らませる。

「もう……我慢できない……」心の中で呟いた。声には出せない。彼の指が、ちょうどいい圧力で竿をしごき、時々亀頭を包み込むように揉む。玉袋にまで指が伸びて、優しく転がされる。全身の毛穴が開くような感覚。頭の中が、ゆっくりと真っ白に染まっていく。

彼のちんぽも、俺の手の中でびくびくと脈打っていた。互いに高まっているのが、指先から伝わってくる。限界が、ゆっくりと、でも確実に近づいてきた。

「っ……あ……」声を殺すので精一杯だった。脳の中心が、熱い閃光みたいに弾けた。触られているのに、まるで触られていないような——いや、完全に彼の手の中で——射精が始まった。どくっ、どくっ、と熱い精液が勢いよく飛び、毛布の下で彼の指をべっとりと濡らす。量が多すぎて、太ももにまで伝うのがわかった。腰が小さく跳ね、シートに体を押しつけて耐える。快楽の波が、脳みそを何度も何度も溶かしていく。視界がチカチカして、息が止まりそうになる。

脳イキだった。頭の奥が真っ白になって、何も考えられなくなるほどの、強い絶頂。溜め込んでいた欲求が、一気に解放される。彼も同時に小さく震えた。俺の手の中で、熱いものが溢れる感触がした。でも彼は声を一切出さず、ただ指の動きを緩めて、俺の敏感になったちんぽを優しく撫で続けた。余韻を、丁寧に味わわせてくれるみたいに。しばらくして、互いの手が離れた。

毛布の下で、濡れた指をそっと拭うような仕草をする。彼はこちらを見て、満足げに小さく微笑んだ。俺も、力なく微笑み返すしかなかった。

機内はまだ暗いまま。目的地まで、あと数時間。

俺たちは何事もなかったように、目を閉じた。隣の肩が、ほんの少しだけ俺の肩に寄りかかっている。朝、着陸のアナウンスが流れたとき、俺たちは普通の顔で席を立った。

「また、どこかで」

彼が小さく囁いた。俺は頷くだけだった。

スーツの股間は、まだ少し湿っていた。でも誰も気づかない。

出張の疲れとは違う、甘い解放感だけを胸に抱いて、俺は飛行機を降りた。

あの毛布の下の感触は、きっと一生忘れない。

普段なら、絶対にありえない夜だった。

でも、だからこそ——あの快楽は、特別だった。

#サラリーマン #機内#出張#背徳感