陽キャのノンケバイト仲間にカラオケ密室で迫られてヤった結果www
バイト先でいつも先輩風を吹かせる陽キャの同年大学生・ハルキ(20・居酒屋バイト仲間)。打ち上げの帰り、深夜1時のカラオケボックスで最後の二人きりになると急に静かになり、「俺、最近彼女に振られた」「お前にだから言うけど、男もいけるかもって思った」——密室の薄暗い照明の下で涙目で迫ってきた陽キャノンケ初体験の体験談。
ハルキ(20歳・仮名)は、バイト先でずっと先輩ヅラしていた。
実際には俺と同い年の大学二年生で、バイト歴が三ヶ月長いだけなのに、「俺が教えてやるから」という態度を崩さなかった。明るくて声がでかくて、女の子スタッフ全員に顔が広くて、ノリが良くて、典型的な陽キャだった。
そんなハルキが、カラオケボックスの狭いソファで少し涙目になっているのを見たのは、あの夜が初めてだった。
居酒屋バイトの夏の打ち上げだった。
駅前の安い居酒屋で十人くらいで飲んで、二次会でカラオケへ流れた。途中から人数が減っていって、気づいたら六人になり、四人になり、最後に残ったのが俺とハルキの二人だった。
時間は深夜一時過ぎ。ハルキはかなり飲んでいた。いつも大声で歌うくせに、残った二人で向かい合ったソファに腰掛けたら急に静かになった。
マイクを持ったまま、テーブルに肘をついてぼーっとしている。
「歌わないのか」
「……なんか急に疲れた」
「飲みすぎだろ」
「そうかも」
少し間があった。ハルキが手元を見ながら言った。
「俺、最近彼女と別れた」
「何ヶ月か前から付き合ってた子か」
「そう。向こうから別れたいって言ってきた」
「それは……しんどいな」
「しんどい。めちゃくちゃしんどい」素直に言った。「でも誰にも言えなくて。打ち上げずっと笑ってたから」
ハルキが誰かに弱みを見せているのは、初めて見た。
「俺に言ってもよかったのに」
「お前には言いやすかったかもしれない。なんか——お前ってあんまり俺に合わせてこないから、かえってやりやすい」
「褒め言葉として受け取っておく」
少し笑った。
「なんかさ」ハルキは天井を向いた。「女に振られると色々考えるんだよ。俺って何がしたいんだろとか」
「それはわかる気がする」
「お前はさ、好きな人とか今いないの?」
「いない」
「女に興味ないって感じでもなさそうなのに」
俺は少し考えてから言った。「女に特別興味があるわけじゃない」
「じゃあ男?」
「……そう」
ハルキは少し目を開けた。「そうなんだ」と言った。驚いた顔だったが、引いた様子はなかった。
「バイトで一緒にいたけど、気づかなかった」
「気づかれないようにしてた」
「そっか……」ハルキはまた少し黙った。「男って、男のどのへんが好きなんだ」
「見た目も性格も人によるけど」
「俺みたいなのは」
「……お前みたいなの、は?」
ハルキが俺の目を見た。
「正直に言っていいか」
「言えばいい」
「俺、男もいけるかもしれないって思ったことがある。最近」
「そうか」
「彼女と別れてから、色々考えてたらそういうことを一回考えてみたくなって」
「それは誰を想定してるんだ」
ハルキは視線をずらした。
「……お前かもしれない」
カラオケの間奏が流れる中、俺たちは黙っていた。
「酔ってるだろ」
「酔ってる。でも嘘ついてない」
「明日になったら後悔するかもしれない」
「するかもしれない。でも今は後悔したくないと思ってる」
少し間があった。
「お前は——嫌か?」
「嫌じゃない。ただ、お前がノンケなのはわかってるから」
「ノンケだけど……一回だけ、試してみていいか」
「一回だけ、なのか」
「……わかんない。でもそれくらい正直に言うのが限界」
俺は笑った。
「正直なやつだな」
「笑うな」
「笑ってない。それでいいと思ったから」
ハルキは少し緊張した顔でソファに座っていた。俺が隣に移動すると、体がわずかに固まった。
「緊張してるのか」
「……してる。男相手に緊張するとは思わなかった」
「普通のことだ」
「お前、それよく言うな」
「事実だから」
ハルキの首筋に手を置くと、「ひっ」という小さな声が出た。
「声でかいな」
「すまん、びびった」
「びびるな」
「無理だろ……男に触られるの初めてだから」
俺は耳元に少し顔を近づけた。ハルキの体が震えた。
「怖いか?」
「怖くはない……なんか、ドキドキしてる」
「男のくせにって思ってるか?」
「……思ってる。でも止まれない」
ゆっくりと唇を重ねた。
ハルキが「んっ」と声を漏らした。拒絶はなかった。ぎこちないが、拒まなかった。俺が少し深くすると、ハルキも少しだけ応えてきた。
「……なんか変な感じがする」
「気持ち悪いか?」
「気持ち悪くはない。ただ、変。男とキスしてるっていう実感がなくて、気持ちいいだけみたいな」
「じゃあいいじゃないか」
「よくはないけど……まあ……続けていい」
Tシャツの裾から手を滑り込ませると、ハルキが「あっ」と声を上げた。
「声」
「……うん、でも」
「防音だから多少はいい。でも廊下まで聞こえるレベルは困る」
「努力する」
腹筋に触れると、ハルキが腰を引いた。くすぐったいのか、感じているのか、たぶん両方だ。
「ここ、弱い?」
「弱いというか……なんか、変に気持ちい」
「慣れてきたら変じゃなくなる」
「そういうもんか……」
ジーンズのボタンを外すと、ハルキが天井を向いた。
「なあ」
「何だ」
「俺、普通にノンケだよな?」
「少なくとも今夜はちょっと違う気がするけど」
「それ言わないでくれ」
「ごめん」
「……続けてくれ」
ジーンズをゆっくりと膝まで引き下ろした瞬間、下着の布地が大きく盛り上がっているのが、はっきりと目に入った。
すでに熱を帯びて、硬く張りつめているのが一目でわかった。
「……マジで勃ってる、俺……」
「わかってる」
「男相手なのに……」
「気にしなくていい」
「気になるわ……でも、もう止まれない……」
俺は指をかけ、下着を一気に下ろした。
20歳の若々しい体にふさわしい、張りのある肉棒が勢いよく反り返っていた。
先端から溢れ出した透明な先走りが、ぬらりと光を反射して、甘い匂いを漂わせている。
「……見んなよ……」
「見るわ」
「本当に見るな……恥ずかしい……」
俺は息を潜め、ゆっくりと根元を握り締めた。熱く脈打つ感触が、掌全体に伝わってくる。
「っ……!!」
カラオケの音楽を突き破るような、甘く掠れた声がハルキの喉から零れた。
「声」
「ごめ——無理——こんなに気持ちいいの、初めて——」
「他の客がいる」
「わかってる——でも——あっ、そこ……そこだけは、ゆっくりして……」
親指の腹で先端の敏感な部分を優しく擦るたび、ハルキの腰がびくんと跳ね、唇の間から「んっ」「あっ」という甘い吐息が漏れ出す。
全部堪えきれていない。
それでも必死に声を殺そうとする姿が、たまらなく愛おしかった。
「上手い……なんで——」
「慣れてると言っただろ」
「慣れてるにもほどがある……」
俺は顔を近づけ、熱い吐息を肉棒に吹きかけた。
「え——」短い、震える声。
「そ、それは……ほんとに?」
「嫌か?」
「……嫌じゃない、でも……」
「でも?」
ハルキは息を荒げ、少し間を置いた。頰が真っ赤に染まっている。
「……お願いします……」
俺はゆっくりと唇を近づけ、先端を優しく包み込んだ。
熱くぬるりとした感触が舌に広がり、甘い味と匂いが口いっぱいに満ちる。
「っ……! マジか——ほんとに——」
唾液をたっぷりと絡めながら、ゆっくりと頭を上下に動かし始めた。
舌先で裏筋をねっとりと舐め上げ、吸い付きながら喉の奥まで迎え入れる。
ハルキは俺の頭に手を置いた。押し付けるわけではないけれど、指先に力が入って、震えている。
「無理——もう——」
「出していい」
「だって——男の——」
「いい」
「……お願いします……」
ハルキの腰ががくんと跳ね上がり、熱く濃厚な精液が喉の奥深くに勢いよく流れ込んだ。
体全体を激しく痙攣させながら、何度も波打つように脈動する。俺は最後の一滴まで飲み干し、ゆっくりと唇を離した。
ハルキの荒い息遣いと、余韻に震える体が、薄暗いカラオケルームの中で、ひどく艶めかしく映っていた。
しばらく、カラオケの曲だけが空間を流れた。
ハルキはソファにぐったりともたれて、荒い息を整えていた。
「……俺、何やってんだろ」
「俺のセリフだ」
「いや、お前は主体的にやってるからいい……俺が何やってんだろって感じ」
「後悔してるか」
「……してない」少し間があった。「怖いくらい、してない」
「そうか」
「お前が好きなのかもしれないし、男が好きなのかもしれないし、酔ってるだけかもしれない。全部よくわかんない」
「よくわからなくていいと思う」
「そんなもんか」
「二十歳でわかってる必要はない」
ハルキは少し笑った。
「お前、なんかかっこいいこと言ってる気がするけど」
「気のせいだ」
ハルキは着替えて、少ししてから部屋を出た。受付でお釣りをもらいながら、普段の陽キャの顔に少しずつ戻っていった。
外に出て、終電の方向に別れ際に、ハルキが振り返った。
「バイトで、また普通にしてていい?」
「当たり前だ」
「……ありがとな」
照れ隠しみたいに早足で行ってしまった。
翌週のバイト、ハルキはまたいつもの先輩ヅラに戻って大声で笑っていた。
ただ、俺と目が合うたびに、一瞬だけ視線を外した。
その一瞬が、あの夜の温度を、静かに思い出させた。