【ゲイ体験談】爽やか消防士がアヘ顔ピースで変態堕ちした結果www

防災イベントで子供に大人気、消防カレンダーの表紙も飾る爽やか好青年。婚約者持ちで、誰もが「あの人に限って」と信じて疑わない町のヒーロー。その彼が、俺のワンルームでだけ別人になる。活動服を半分着せたまま、命令されたいと泣きそうな顔で腰を振る変態。ガニ股でアヘ顔ピース、レンズに向かって腰を振りながら甘イキする——その裏の顔を、俺だけが動画で飼っている。

反射帯付きの消防服を開き、上半身を見せる男性

「直立。手は後ろで組め」

俺がそう言うと、さっきまで町のヒーローだった男の背筋が、びくっと伸びた。

蛍光オレンジのラインが入った濃紺の活動服。上だけは羽織ったまま、下は脱がされて、引き締まった太腿が剥き出しになっている。胸元のファスナーは半分まで下ろされて、鍛えた大胸筋の谷間に汗が一筋光っていた。ヘルメットは外させていない。あごのストラップが、こいつの整った顔をかえって滑稽に縁取っている。

世間が知っている彼は、こうじゃない。

名前は仮に隼人としておこう。現役の消防士で、年に一度の防災イベントでは子供を肩車して回り、地元の消防カレンダーでは三月のページを爽やかな笑顔で飾った男だ。商店街のおばちゃんは「隼人くんに敬礼してもらった」と自慢し、母親たちは「あんな旦那さんがいたらね」と溜息をつく。婚約者だっている。来年の春には式を挙げるらしい。絵に描いたような、清潔な好青年。

その男が今、俺の安アパートのワンルームで、ヘルメットだけ被って下半身丸出しで直立している。しかも、命じられて。

——いや、世の中わからんもんだな、と俺は他人事みたいに思う。

「足、もっと開け。だらしないだろ、消防士さんが」

「……っ、はい」

声が掠れていた。さっき道場仕込みみたいなハキハキした返事で町内の防災訓練を仕切っていた、あの声と同じ喉から出ているとは思えない。膝が、わずかに震えながら開いていく。股間のものは、もうとっくに上を向いて、先端を濡らしていた。

これだ。この落差で、俺は飯が食えるくらい興奮する。


きっかけは半年前、サウナの薄暗い休憩室だった。

俺の趣味は、ありていに言えば「崩すこと」だ。きちんとした男、まじめな男、強そうな男ほどいい。表の顔がパリッとしているほど、裏で剥がれていく様が美味い。我ながら性格が悪いと思うが、こればっかりは生まれつきなので諦めている。

隼人は、その日たまたま隣のととのい椅子に座っていた。タオル一枚で、見事に絞れた体をしていた。胸も腕も腹も、観賞用かと思うくらい完成されている。職業が体に出るタイプだ。俺がちらっと目をやると、向こうも目をやった。一瞬だけ視線が絡んで、すぐ逸れる。あの「気づいた者同士」の合図。こっち側の人間なら、わかる。

世間体を背負った男ほど、こういう場所では飢えている。婚約者がいる、と後で聞いて、なるほどな、と思った。表向きを完璧に固めるほど、裏に抱えた飢えは行き場をなくす。

最初は普通に飲みに行った。隼人はよく笑い、よく気を遣う、本当にいい奴だった。ヒーローをやるのが板についている。けれど酒が回って、二軒目の薄暗いバーで肩が触れたとき、こいつの目の奥に、隠しきれない餓えた獣がいるのを俺は見つけてしまった。

「……俺、こういうの、本当はダメなんです」と隼人は言った。「来年、結婚もするし。みんなに、ちゃんとした人だって思われてて」

「思われてたいんだろ?」と俺は返した。「ちゃんとした、爽やかな、町のヒーローだって」

「……はい」

「じゃあ、ちゃんとしてればいい。表ではな」

俺がそう囁いて膝に手を置いたとき、隼人の喉がごくりと鳴った。逃げると思った手は、逃げなかった。それどころか、テーブルの下で、太い指が俺の手首をきゅっと握り返してきた。すがるみたいに。

——ああ、こいつは、と俺は理解した。こいつは、命令されたい側の人間だ。

表で背負っているものが重ければ重いほど、どこかで全部明け渡してしまいたくなる。指示されて、辱められて、自分では責任を取らなくていい場所が欲しくなる。清潔な公人の仮面の裏で、こいつはずっと、誰かに崩してもらうのを待っていた。

それを掘り当てたとき、俺の中の悪い癖が、にやりと笑ったのを覚えている。


で、半年が経った今夜だ。

「隼人。今日、防災フェアだったろ」

俺がベッドの縁に腰かけて見上げると、直立したままの隼人の喉仏が上下した。

「……はい。子供向けの、消火体験の」

「楽しかったか。みんなにチヤホヤされて」

「……それは、その、仕事なので」

「ヘルメット、それだろ。今日も被ってたやつ」

俺があごでしゃくると、隼人の頬がぼっと赤くなった。被らせたのは俺だ。「今日使ったやつ持ってこい」と命じたのも俺だ。職場から持ち出した本物の活動服とヘルメットを、こいつは言われた通り、紙袋に詰めて持ってきた。バレたら一発でクビになるようなことを、ためらいながら、それでも結局はやってしまう。その従順さが、たまらない。

「今日、お前にチヤホヤしてた連中が、今のお前を見たらどう思うかな」

「……っ」

「ヘルメット被って、ケツ丸出しで勃起してる消防士さん。カレンダーにできるか? これ」

言葉が刺さるたびに、隼人のものが、ぴくっと跳ねて、先走りの糸を引いて垂れた。羞恥に追い詰められれば追い詰められるほど反応する。マゾというのは本当に、業の深い回路だと思う。表の顔が立派なほど、それを汚される快感が深くなる。

「自分で説明しろ。何で勃ってんだ」

「……恥ずかしいのに、なんで……俺、こんな」隼人の声が湿った。「みんなが信じてる俺と、全然、違くて……それ言われると、頭おかしくなりそうなんです」

「なるなよ。まだ序盤だぞ」

俺は立ち上がって、隼人の汗ばんだ首筋に鼻を寄せた。サウナのときと同じ、太陽みたいに乾いた汗の匂いに、職業特有の煙ったような残り香が混じる。爽やかな見た目とは裏腹に、雄の匂いが濃い。俺はその匂いを胸いっぱいに吸い込んでから、活動服の半開きのファスナーに指をかけ、もう少しだけ下ろした。胸の筋肉がぶるりと露わになる。乳首が、もう尖っていた。

「触ってないのに、ここもこんなにして」

指の腹で乳首を弾くと、隼人は「ぅっ」と漏らして、組んだ手を背中でぎゅっと握り直した。崩れまいとするその律儀さが、また崩したくなる。


ベッドにうつ伏せにさせると、隼人は自分から腰を上げた。

命じてもいないのに。

「……お前、それ、誰に教わった姿勢だ」

「……すみません、勝手に……」隼人は枕に顔を半分埋めて、くぐもった声で言った。「でも、こうすると、その、早く……」

「早く何だ。言え」

「……早く、いじってもらえる気がして」

俺は思わず笑ってしまった。町の母親たちが見たら卒倒するだろう。あのカレンダーの三月の好青年が、ヘルメットだけ被ったまま、ベッドの上で尻だけ高々と掲げて、自分から「いじってほしい」とねだっている。表の顔の清潔さと、この有り様。落差が暴力的すぎて、俺の方まで息が浅くなる。

活動服の裾が背中までめくれて、引き締まった尻と、その奥が丸見えだ。鍛えた背筋が、緊張で細かく震えている。

ローションを手に取って、たっぷり温めてから、窄まりにあてがった。指を一本、ゆっくり沈めると、隼人の背中が弓なりに反った。

「ぁ……っ、く……」

「力抜け。今日の昼間、子供にいいとこ見せてた指で、今からほぐしてやる」

「やめ……っ、その言い方、やめてください……」

口ではやめろと言いながら、こいつの腰は、俺の指を欲しがって自分から押し付けてくる。締め付けと、引き込もうとする蠕動。言葉と体が、真っ二つに矛盾している。この二重奏が、俺はたまらなく好きだ。やめろと言う口と、欲しがる尻。どっちが本音か、本人もわかっていないのかもしれない。

指を二本に増やして、内側の膨らみを探り当てると、隼人がびくんと跳ねた。指の腹で、そのコリッとした際を、撫でるように嬲ってやる。狙いを定めて、緩急をつけて。中の襞が、俺の指に吸い付いて、奥へ奥へと引き込もうとする。受け慣れた腸壁の、熱くてぬめった締め付け。

「あっ……そこ、っ、だめ、声、出ちゃ……」

「出せよ。誰も聞いてないだろ。……いや、隣の部屋には聞こえてるかもな」

「ぅ、っ、やだ……っ」

嫌だと言いながら、声を殺せていない。むしろ「聞こえてるかも」と言われた瞬間に、中がきゅうっと締まったのを、俺の指がはっきり感じた。見られること、聞かれること——露見の恐怖が、こいつにとっては最大のスイッチだ。表の顔が崩れる可能性が高いほど、燃える。本当に、業が深い。

「壁、薄いからな。今ので、隣のやつが思い出すかもな。『そういや上の階に、テレビで見た消防士さんが出入りしてるな』って」

「やっ……それ、っ、想像、させないで……っ」

そう言いながら、また締まる。口と体が、てんで逆を向いている。やめてくれと懇願する声で、こいつは確かに、その絵を頭に思い描いて悦んでいる。俺はわざと指を奥で曲げて、こいつの一番弱いところを押し潰した。前立腺の根本を、指の腹でぐっと。隼人の腰が、自分の意思とは無関係にがくがくと痙攣する。先走りが、糸を引いて長く垂れて、シーツに透明な染みを広げた。触ってもいない性器から、もう垂れ流しだ。

ヘルメットのストラップが頬に食い込んで、整った顔が無様に歪んでいく。汗が額からこめかみへ伝って、シーツに落ちる。爽やかさの欠片もない、ぐずぐずの雄の顔。俺だけが知っている顔だ。


三本目を受け入れて、十分にほぐれた頃、隼人が枕に顔を埋めたまま、消え入りそうな声で言った。

「……もう、ください……」

「何を」

「……入れて、ほしい、です」

「自分で言え。ちゃんと」

しばらく、隼人は黙っていた。背中が、屈辱で赤く染まっている。それでも腰だけは、欲しがって揺れている。やがて、絞り出すように、

「……ケツに、挿れてください……めちゃくちゃに、して……」

最後の方は、もう泣きそうな声だった。

俺は避妊具を着けて、ローションを足した。隼人は受け慣れているとはいえ、俺のは決して小さくない。亀頭をあてがって、ゆっくり押し進める。ひと呼吸目、先端が一番きついところで引っかかって、止まる。

「ぐ……っ、ぅ……っ」隼人の指が、シーツを握り潰した。「……っ、おっき……」

「息、止めるな。吐け」

俺がそう言うと、隼人が深く息を吐いた。その瞬間、ふっと縁が緩んで、亀頭が中へ呑み込まれていく。隼人の口から、低く長い呻きが漏れた。痛みと、それを上回る何かが混じった声。一気には入れない。半分まで進めて、また止めて、こいつが慣れるのを待つ。受け慣れた男でも、最初のひと突きは身構える。そこを焦らないのが、崩す側の作法だ。

「……はい、っ、て、る……全部……」隼人が震える声で言った。

「まだ半分だ」

「えっ……」

その絶望したような声に、俺は意地悪く笑って、残りをぐっと根元まで沈めた。隼人が「ひぃっ」と高い声を上げて、背中を反らせた。ヘルメットが、こきっと音を立てて傾く。

汗の匂いが濃くなる。隼人の背中じゅうから噴き出した汗が、活動服を内側から湿らせて、布越しに熱が伝わってくる。鍛えた背筋の溝に汗が溜まって、光っている。俺はその背中を見下ろしながら、ゆっくり腰を引いて、また押し込んだ。

「あっ、あ、っ、う、ぐ……っ」

「いい声だな、消防士さん。表でこんな声出さないだろ」

「だ、して、ない……っ、これ、っ、あなたの前だけ、っ」

「俺の前だけ?」

「あなたの前、だけ……っ、こんな、変態に、なるの……っ」

その告白に、俺の中の何かが満たされる。特別視。“お前だから”。表で完璧な仮面を被っている男が、俺の前でだけ仮面を脱いで、自分から変態だと認める。この優越感のために、俺はこういうことをやっているのかもしれない。


突くたびに、隼人の口から理性が剥がれていく。

最初は声を殺そうとしていたのが、もう取り繕えなくなって、あられもない喘ぎが部屋に響く。ヘルメットを被ったまま、活動服を背中までめくられたまま、町のヒーローが、俺の下でぐずぐずに溶けていく。

「町のみんなが、今のお前見たらどう思うかな」と俺は腰を打ちつけながら囁く。

「やっ、それ、言わないで……っ」

「カレンダーの隼人くんが、ケツでイきそうになってるって知ったら」

「ぃ、っ、あ、っ、だめ、それ、言われると……っ、おかしく、なる……っ」

おかしくなる、と言いながら、隼人の中が、これ以上ないくらい締まる。言葉責めで追い詰めれば追い詰めるほど、体が悦ぶ。羞恥が快感に直結している回路。俺はそこを的確に突く。体の奥も、言葉でも。

「自分から振れよ。腰」

「……っ、はい……っ」

隼人が、命じられた通り、自分から腰を後ろに振り始めた。俺のものを、より深く咥え込もうとして。汗だくの背中、めくれた活動服、ずれたヘルメット、自分から快楽を貪る尻。これが、町の母親たちが憧れる「ちゃんとした好青年」の、誰も知らない裏の顔。

突くたびに、繋がった部分から、ぐぷ、と濡れた音が漏れる。ローションと、こいつの中から滲み出した熱で、根元までぐしょぐしょだ。活動服の蛍光オレンジのラインが、汗で内側から光って見える。鍛えた背筋の溝に溜まった汗が、俺が腰を打ちつけるたびに、たぷ、と揺れて飛ぶ。あの太陽みたいに乾いていた汗が、今は雄の発情した匂いに変わって、狭い部屋に充満している。爽やかな表の顔を作っている細胞の一つ一つから、変態の匂いが噴き出している。

「ヘルメット、傾いてんぞ。直してやろうか。それとも、このまま——カレンダーの三月の顔のまま、ケツ振らせとくか」

「ぁ、っ、どっち、も……っ、やだ、なのに……っ、もっと……っ」

矛盾したことを口走りながら、隼人の腰の動きが大きくなる。恥ずかしくてたまらないはずの格好を、自分から崩さない。むしろ、その格好でいることに、こいつは溺れている。

「あ、っ、も、イく、イっちゃ……っ、触ってない、のに……っ」

イきそうだと口走った瞬間、俺はわざと、ずるりと根元まで引き抜いた。

「な……っ、なんで……っ」隼人が、おねだりするみたいに尻を振って、抜かれたものを追ってくる。寸前で取り上げられた快感に、目の焦点が合っていない。今がいちばん、崩しどきだ。

俺は枕元のスマホを取って、カメラを起動した。録画ボタンを押すと、赤い点が灯る。

「立て。こっち向いて、そこにしゃがめ」

「……えっ、それ……」カメラに気づいた隼人の顔が、さっと青くなった。「ま、待って、それは……っ、撮るの、は……っ」

「ちゃんとした消防士さんが、何ビビってんだ」俺は画面の中の、真っ赤に茹だった顔を、本人に見せてやった。「いいから。ガニ股だ。膝、限界まで開け」

隼人は、震えながら、俺の正面でゆっくりと腰を落としていった。ヘルメットを被ったまま、活動服の上着だけを羽織って、下半身を晒したまま、両膝を大きく外へ開いて——あの、子供に憧れられる町のヒーローが、レンズの前で、いちばんみっともない格好を、自分から取った。開ききった股の真ん中で、触れられてもいないものが、天井を向いて、先端からとろとろと糸を垂らしている。

「腰、振れ。さっきの続きだ」

「ぅ……っ、撮ってるのに……っ」

「撮ってるからだろ。ほら、もっと腰落として」

隼人は、泣きそうな顔のまま、ガニ股で、腰を前後に振り始めた。何もないところを、虚しく突き上げるみたいに。レンズに向かって、自分の浅ましい姿を晒しながら。羞恥でぐしょぐしょの顔と、止まらない腰。撮られているという事実が、こいつの一番深いスイッチを、根こそぎ入れていくのが、画面越しにわかる。中身を抜かれて、ぽっかり口を開けた窄まりが、何もないのに、物欲しげにひくひくと収縮しているのまで、レンズはきっちり捉えていた。

「いい顔だな。もっとだ。——ピース」

「……っ、え……」

「アヘ顔で、ピースしろ。カレンダーの三月みたいに、笑え」

一瞬、隼人の理性が、最後の抵抗をした。けれど、それも長くは続かなかった。とろけきった目のまま、半開きの口からだらしなく舌を覗かせて、震える指で、ぎこちなく、ピースサインを作る。そのまま、レンズに向かって、ガニ股で腰を振る。涙と先走りでぐちゃぐちゃの、ふやけた笑顔で。爽やかな好青年は、もう、どこにもいなかった。レンズの中にいるのは、撮られて悦ぶ、ただの変態だった。

「あ、っ、見て、る……っ、俺、撮られて、っ、こんな……っ」

「全部記録されてるぞ。お前のこの顔、一生消えずに残る」

その一言で、隼人の腰が、がくがくと大きく跳ねた。

「ひ、ぁ……っ、それ、だめ、っ、それ言われると、っ、来る、来ちゃ……っ」

そして——隼人は、達した。

激しい絶頂じゃなかった。レンズの前で、ガニ股でピースしたまま、とろん、と全身の力が抜けていくような、甘い、溶けるようなイき方だった。触れてもいない先から、とぷ、とぷ、と、白いものが力なく溢れて、開いた内腿を伝い落ちる。びくびくと小刻みに震えながら、それでも腰だけは、まだ未練がましく揺れている。「あぁ……っ、いって、る……っ」と、蕩けきった声で、誰に言うでもなく呟いて。撮られながらイった——その事実が、こいつをいっそう深いところへ突き落としたのが、レンズ越しにもはっきりわかった。甘イキの余韻で、ピースしたままの指が、ぷるぷると震えていた。

俺は満足して、録画を止めた。スマホを枕元に置く。

——が、まだ終わりじゃない。

甘イキで腑抜けた隼人を、今度は仰向けに押し倒して、両脚を抱え上げ、M字に大きく割り開いた。さっき動画の中で晒していたのと同じ格好。その真ん中に、もう一度、避妊具を着け直したものを、根元まで一気に突き入れた。

「ひぁっ……、いま、イった、ばっか……っ」

「知ってる。撮ったからな」

甘イキしたばかりの、敏感になりきった中を、俺は今度こそ容赦なく突き上げた。ひと突きごとに、隼人は喉を反らして、声にならない悲鳴を上げる。さっきまでとろとろに蕩けていた体は、もう、奥を叩かれるたびに過敏に跳ねて、繋がった部分から、ぐちゅ、ぱちゅ、と泡立った音が鳴る。ヘルメットが、こきこきと間抜けに揺れる。涙でぐしゃぐしゃの顔で、それでも口は「もっと」と動いていた。

「あ、っ、また、っ、また来る……っ、こんな、続けて、なんて……っ」

「何回でもイけよ。さっきの動画の続き、見せてみろ」

奥のいちばん弱いところを、立て続けに、ガン、ガン、と抉ってやると、隼人がほとんど間を置かずに、もう一度、声にならない声で達した。けれど、俺は止めてやらない。甘イキ、本イキと連続で追い上げられた体は、もう快感と痛みの境目がなくなっていて、ひと突きごとに、びくっ、びくっ、と過敏に跳ねる。

「ま、っ、まって、っ、いま、イってる、イってるからぁ……っ」

「動画の続きだろ。ほら、もっといい顔しろ」

両脚を肩に担ぎ直して、上から体重ごと打ち下ろす。M字に開かれた股の真ん中を、真上から串刺しにして、ぐちゅ、ぐちゅ、と最奥を突き潰すたびに、隼人の喉から、もう言葉にならない、犬みたいに高い声が、ひっきりなしに漏れ続ける。半開きの口の端から、抑えきれない涎が、つうっと顎を伝って落ちた。目の焦点は、とっくに合っていない。黒目が上を向きかけて、整った顔が、だらしなくとろけきっている。さっきレンズに見せた、あのアヘ顔のまま、今度は誰に命じられるでもなく、勝手にそうなっていた。

「あ、っ、ぁ、また、っ、また来ちゃ……っ、なんで、止まんない、のっ……」

「お前のここが、まだ放してくれねえからだろ」

事実だった。連続でイかされて、くたくたのはずの中は、それでも俺のものを奥へ奥へと引き込んで、ぎゅうぎゅうとしゃぶり尽くすように締めつけてくる。繋がった部分は、ローションと先走りと、こいつの中から滲み出した熱とで、ぐっちゅ、ぐっちゅ、と聞くに堪えない音を立てていた。打ちつけるたびに、泡立ったそれが飛び散って、シーツに白く広がる。トロトロだ。表も裏も、もう何もかもが、とろけて崩れている。

「カレンダーの三月くん、今、何回イった?」

「わ、っ、わかんな……っ、もう、わかんない、っ、あたま、とけ……っ」

頭が溶ける、と本人が言った。実際、もう何も考えられていない顔だった。汗と涎と涙でぐちゃぐちゃの、トロトロにとろけた変態の顔。町の誰も、この顔を知らない。婚約者も、子供たちも、商店街のおばちゃんも。この、雄に串刺しにされて白目を剥きかけている顔を、俺だけが知っていて、しかも、さっき動画に収めた。

その優越感が、俺の限界も連れてくる。腰の動きを、最後の連打に切り替えた。逃げ場をなくすように、奥のいちばん深いところを、ズン、ズン、ズンッ、と突き上げる。

「出すぞ。お前の一番奥に」

「く、ださ……っ、ちょうだ、っ、おく、に、いっぱい……っ」

とろけきった声でねだるのに応えて、俺は根元まで叩き込んだまま、止まった。被膜越しに、自分のものがどくどくと脈打って、こいつの最奥で爆ぜていくのが分かる。中で出される感覚に、隼人がもう一度、声もなく、全身を弓なりにして達した。中が、痙攣しながら、最後の一滴まで搾り取るみたいに、波打って締めつけてくる。

長い、長い痙攣が、ようやくおさまったあとも、隼人は、トロトロにとろけたまま、繋がったところで、ぴくぴくと小さく跳ね続けていた。半開きの口から、まだ細く声が漏れている。「は、ぁ……っ」と、夢の続きみたいな、甘い吐息。ヘルメットのストラップの跡が、赤く頬に残って、その下の顔は、見たこともないくらい、無防備にとろけきっていた。爽やかな町のヒーローは、完全に溶けて、俺の下で、ただの蕩けた肉になっていた。


事後の処理は、いつも俺がやる。

ゆっくり抜くと、隼人が「あ……」と切なげな声を漏らした。中に溜まったローションが、とろりと窄まりから垂れて、内腿を伝う。被膜を外して口を縛ると、先端にたっぷり溜まった俺のものが、ずしりと重い。ティッシュを何枚か引き抜いて、隼人のへたり込んだ尻のあわいを、カサカサと拭いてやる。ローションと体液で濡れた窄まりを拭うと、隼人がくすぐったそうに身じろぎした。

シーツには、こいつが前に触れられずに吐き出した白い染みが、点々と残っている。「お前のだぞ、これ」と指で示すと、隼人は耳まで赤くして、自分でティッシュを取って拭こうとした。その手つきが、防災イベントで子供にホースの使い方を教えるときと同じ、律儀で丁寧な手つきなのが、おかしくてたまらない。さっきまでの泣きそうな変態の顔が嘘みたいに、もう穏やかな顔に戻りかけている。この戻りの早さも、俺はちょっと面白いと思っている。

「……さっきの、動画」と、拭いてやっているあいだに、隼人がおずおずと切り出した。「消して、もらえますか……」

「どうしてほしいんだ?」と俺は訊いた。本心を訊いてるんじゃない。こいつの本心なんて、もう全部知っている。

隼人は、しばらく黙り込んで、それから、消え入りそうな声で言った。

「……持っ、てて、ください」

ほら、これだ。口では消してと言いながら、結局こうだ。撮られた決定的な証拠が、自分の手の届かないところに、ずっと残っている——その綱渡りみたいな恐怖こそが、こいつにとっては、たぶん何よりのご褒美なんだ。婚約者にも、町のみんなにも知られたら一巻の終わりの動画。それを俺が握っているという事実だけで、こいつはまた、ここに戻ってくるしかなくなる。「考えとくよ」とだけ言って、俺はスマホを引き出しにしまった。たぶん、消さない。そして隼人も、消されないことを、心のどこかで願っている。

「……すみません、また、迷惑かけて」

ヘルメットを脱がしてやると、汗で前髪がぺったり額に貼りついていた。それでも、こうして見ると、確かに爽やかな好青年の顔だ。さっきまで「町のヒーローのケツめちゃくちゃにして」と泣いてねだっていた男と同じ顔だとは、誰も思うまい。

「迷惑じゃねえよ」と俺は言った。「お前のこの顔、俺しか知らないんだろ。役得だ」

隼人が、ふっと、困ったように笑った。表でみんなに向ける完璧な笑顔じゃない。少し情けなくて、少し甘えた、こっちの方が本物に見える笑顔。

「……来月、結婚式の打ち合わせ、入っちゃって」と隼人が、天井を見上げて言った。「しばらく、来れないかもです」

「いいんじゃねえの。表は表で、ちゃんとやれよ」

俺は冷蔵庫から水を取って、一本を隼人に放った。受け取る手が、まだ少し震えている。

「……でも」と隼人は水を一口飲んで、それから、ぽつりと付け足した。「式が終わったら、また、来ていいですか」

俺は笑った。ほら、来た。表の生活がどれだけ完璧になっても、こいつはここに戻ってくる。崩される場所を、手放せない。婚約者にも、町のみんなにも見せられない顔を、俺の前に持ってくる。

「来いよ。ヘルメット、忘れんな」

隼人が、また赤くなって、それでも嬉しそうに、こくりと頷いた。

——まったく、性格の悪い趣味だと思う。でも、こんないい男を変態に堕として、しかも「またお願いします」と頭を下げさせるんだから、やめられるわけがない。

次にこいつが来るとき、世間はまだ何も知らない。町のヒーローは、明日もカレンダーの中で爽やかに笑っているだろう。その裏の顔を、俺だけが飼っている。

それで、十分だ。

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