【ゲイ体験談】深夜の屋内プールで見知らぬ男とハッテンした一期一会の話

週3回、閉館前の空いた屋内プールに通う宮城の38歳のゲイの会社員。ある水曜の夜、隣のコースで泳いでいた20代後半の体格のいい男と、壁際で休むたびに目が合い、やがて相手がコースロープをくぐって隣に来る。巡回を気にしながら水の中で触れ合い、閉館前の更衣室で続きをした。名前も聞かないまま別れた一夜を丁寧語でつづった、ジムのプールの一期一会の体験談。

夜の屋内プールの縁に座る競泳パンツの男性

ジムのプールで、知らない人とそういうことになった話です。長いのと、文章が下手なのは許してください。

38歳、宮城の会社員です。ゲイですが、地方なのでアプリを開いてもほぼ同じ顔ぶれで、ここ数年は誰とも何もない生活でした。

健康診断で中性脂肪を注意されてから、近所のジムに通い始めて2年になります。月会費は7,800円。

目当てはプールだけで、マシンはほとんど使っていません。中学まで水泳をやっていたので、走るより泳ぐほうが楽なんです。

プールは25メートルの6コースで、泳げるのは22時半までです。21時を過ぎるとほぼ貸し切りになるので、仕事帰りに水曜と金曜と日曜、1kmだけ泳ぐのが習慣でした。

正直に書くと、プールで誰かとどうにかなるなんて、2年間一度もありませんでした。ああいうのは都会の話だと思っていました。

去年の11月の水曜です。

プールに行くと、私がいつも使う4コースの隣、3コースに先客がいました。

男の人で、27、8くらい。背が高くて肩幅があって、クロールのたびに背中の筋肉が動くのが水の上からでも分かりました。

黒い競泳パンツで、たぶん学生のころ本格的にやっていた人の泳ぎ方です。ターンがきれいでした。

見ちゃいけないと思いつつ、見てしまいますよね…。気にしないふりをして、自分のコースに入りました。

30分ほど泳いで壁につかまって休んでいたら、隣も同じタイミングで止まっていました。

ゴーグルを上げた顔は色白で、目元がすっきりしていて、正直かなりタイプでした。目が合って、お互いすぐにそらしました。

また泳いで、また端で止まって、また目が合いました。今度はそらさなかったです。向こうも。

監視員さんは21時半を過ぎると受付のほうに戻ってしまうので、プールには私たち2人だけでした。

その人がコースロープを持ち上げてくぐり、私のコースに来ました。

ここ使っていいですか、と小さい声で言われて、どうぞ、としか言えませんでした。心臓がうるさかったです。

並んで壁にもたれて、少しだけ話しました。よく来るんですかとか、何曜日に来てるんですかとか。

向こうは9月に名古屋から転勤してきて、ここは2回目だそうです。大学までずっと水泳部だったと言っていました。やっぱり、と思いました。

それから少し黙って、その人が、

「なにか、します?」

と言いました。

聞き間違いかと思って顔を見たら、真面目な顔でした。嫌じゃなければ、と答えたら、嫌じゃないから聞いたんです、と言われました。

あとで聞いたら、最初に目が合ったときに、なんとなくそうかなと思ったそうです。私はそんなに分かりやすい顔をしていたんでしょうか。

水の中で腰に手が来て、ゆっくり競泳パンツのゴムの中に入ってきました。私はもう完全に勃っていて、恥ずかしかったです。

水の中で握られるのは初めてで、陸とは全然ちがいました。手の動きはゆっくりなのに、まわりの水ごと全部触られているような感じです。うまく言えませんが、とにかくすごく気持ちよかったです。

声は出さないでくださいね、巡回が来るかもしれないので、と耳元で言われて、うなずくしかありませんでした。

私もその人の水着の上から触りました。かなり大きかったです。

親指で裏側を何度もこすられて、腰が勝手に浮きました。いい年して、水の中でびくびくしているおじさん。絵面としてはかなりひどかったと思います(笑)

途中で一度、ガラスの向こうの通路を清掃の人が通って、2人とも慌てて離れて、壁につかまって休んでいるふりをしました。通り過ぎるまでの30秒くらいが、ものすごく長かったです。

22時15分の音楽が流れて、その人が手を止めました。このままか、着替えてからか、どっちがいいですかと聞かれて、着替えてから、と答えました。

更衣室の奥、シャワーの陰になるロッカーの列は、その時間ほとんど誰も来ません。

別々にプールを出て、私が先に着きました。少しして来たその人が、隣のロッカーを開けました。

濡れた競泳パンツを脱いだら、その人のはもう上を向いていました。私も同じでした。

後ろから抱きつかれて、ロッカーに手をつきました。今度は水がないぶん、手の動きがそのまま来ます。片手で私のを扱きながら、もう片方の手で乳首をつままれて、声を殺すのがやっとでした。

お尻のあたりに、その人の硬いのがずっと当たっていました。

出そうです、と言ったら、そのままでいいと言われて、その人の手の中に出しました。かなりたくさん出ました。

そのあと今度は私が膝をついて、その人のを口でしました。床のタイルが冷たくて、膝が痛かったのを覚えています。

頭に手を置かれましたが、押し付けてはこなくて、添えているだけでした。そういうところがいい人だなと思いました。

最後は口の中に出されて、全部受け止めました。

2人とも黙ってシャワーを浴びて、着替えました。出口のところで名前を聞いてもいいかと言われましたが、聞かないでおきましょうと答えました。地方なので、どこでつながっているか分からないので。

その人は、じゃあまた水曜に、とだけ言って、駅と反対のほうに歩いていきました。

帰りの車で、カーナビのテレビをつけたままぼーっとしていて、家の前を一回通り過ぎました。

そこから一週間、仕事中も何回も思い出しました。金曜と日曜もプールに行きましたが、その人はいませんでした。

翌週の水曜、プールに行ったら、3コースにもう泳いでいる人がいました。

その話はまた書きます。

#初体験 #プール#水中#密室#20代#一期一会

作中の用語・隠語の意味は ゲイ用語辞典 で解説しています。